2021年05月30日

いざ鎌倉

今回は街道歩きの番外編です。

東海道を歩き始めて、江戸期以前の街道である鎌倉街道の資料もいくつか拝見しました。
全貌は不確かながら、東海道から分岐して鎌倉に至る部分は結構はっきりしているんですね。
いずれ坂東三十三ヵ所巡りもしてみたいと思っていたので、その1番札所である杉本寺がこの街道沿いにあります。
そんなわけで、いつか始めるであろう計画の下準備としてそこまで歩いておこうというのが今回の趣旨です。

初電車内
それはいいけど、夕方にちょっと用事があったので朝一番の電車で出掛けることにしました。
4時半の京浜東北線で東京駅から横須賀線の初電です。
がら空き。
こういうとき自宅が都内だと楽ですね。

保土ケ谷駅分岐点
5時半に保土ケ谷駅に到着。
前回歩いた東海道の終点手間、駅近くの問屋場跡の看板の所に鎌倉街道との分岐点があります。
元の道は失われていてこの辺りが一番近いということらしいです。

街道入口坂道
踏切を渡って、国道(現東海道)を渡ると実質的なスタート地点ですかね。
台地に向かって登って行きます。
しかしこんな台地にびっしりと住宅が建っていて、通勤だと駅からの道程が重そう。

台地首都高
登り切ったら田園風景……とならないのが横浜らしい都市風景。
どこまでも住宅地です。
しばらくいくと首都高速を渡りますが、階段の歩道が元々の旧道だそうな。

大岡方面下り坂
今度は南太田に向かってがっつり下っていきます。
こうやって見るとかなり登らされたんだなぁ、っと。
このあたりは普通の道が続きます。

鎌倉街道旧道分岐
今の鎌倉街道にぶつかった所で弘明寺までは大通り歩きです。
横浜国立大学を過ぎた所で旧道と別れますが、一般的な旧道って感じです。

笹下釜利谷道路旧道へ
上大岡で今の街道と再度交わりますが、ここはクロスする感じでそのまま進みます。
大岡を過ぎて現行の鎌倉街道と別れますが、今度は笹下釜利谷道路が旧街道です。
様相が変わるのが新川橋の交差点から。
旧街道は笹下川を渡らないように作られているので、今の自動車道路と別れて生活道路である細道に変わります。
そういえば、この辺りの路線バスって京急ではなく江ノ電なんですね。

細道細道2
ということで台地と川との間の細道歩きなんですが、台地の斜面にまで住宅がいっぱい。
すごいな横浜。

根岸線台地へ
再び笹下釜利谷道路に合流した後、根岸線のガードをくぐって環状3号線を過ぎた所でまたまた分岐。
笹下川を渡らないように歩いて行きますが、ここからは台地に登って金沢に向かいます。
相変わらず台地の上も住宅でいっぱいなんですけどね。

住宅街公園脇
台地に登り切って彼方まで見える住宅街の図。
すごいですね。
とはいえ公園があって樹木も多いせいか、途中で道を渡るリスを見かけました。
なんだかんだで自然が残っているのがこの辺りということでしょうか?

公園入口園内ハイキングコース
しばらく歩いた後に最後に緑道公園に入ります。
正直普通の公園だと思っていたのですが、本格的な自然公園でした。
街中にある公園ですが道が完全な山道。
ある意味鎌倉街道が元の姿で残っている的な雰囲気。
正しいルートかどうかは知りませんが。

210529_23.jpg切り通し
想定外の楽しいルートでしたが、切り通しとかやっぱり旧街道の名残りなのかな?
解説板によれば金沢は昔はもっと湾が入り込んでいたそうです。
金沢八景の由来はその時代の物なので、今見える景色は埋め立て地に広がる街ですね。

下山口
下った入口には六国峠入口の看板が建ってました。
昔は台地じゃなくて普通に山だったんでしょうね。
いきなり街の真ん中ですが、近くにこんなコースがあってちょっと羨ましい。

突き当たり記念碑
街中歩きで金沢文庫駅をすぎて海に突き当たった所で金沢八景駅の方へ。
途中、明治憲法起草の地とかいう記念碑が建ってました。
なんかこの辺りで考えたらしい。

210529_28.jpg瀬戸神社御朱印
途中、瀬戸神社という大きな神社があったので寄り道しました。
今回宿場町想定とか無いので単純に気まぐれです。
何かのご縁でしょう。
御朱印帳に頂けました。

環状4号線切り通し入口
金沢八景からは環状4号線が旧鎌倉街道になります。
鎌倉とのメインアクセス道路になるので、車の通りも多くてのんびり歩ける雰囲気ではないです。
しばらく歩いて行くと歩道の反対側に小さく朝夷奈切通の看板がありました。
押しボタン式の信号機もあるし、前段でちょっとした旧道もあるので見落とすことは無いと思います。

通行止め看板登り
入っていったら「この先鎌倉へは抜けられません」の通行止めの看板が……マジですか…
まあ、初めてだしどんな所かとりあえず行けるところまで行ってみようと登っていきました。
観光地らしく下草もなく歩きやすい道ですね。

通行止め峠部
熊野神社の直前で通行止めになっていたのですが、先に人がいたので奥まで行ったのか尋ねると鎌倉側から来たとのこと。
50mほど先で通行止めになってたけど、特に崩れたりしてないし熊野神社を見に来たそうな。
ってことは道はふさがってないのね。
どうやら、この峠部分の両脇が崩れやすいから通行止めらしい。
一般観光道としてはそうなんだろうけど、登山道としては普通以下じゃないですか?
引き返す理由もないのでそのまま通り過ぎましたが、行政的には何かあったときに責任がとれないってことなんでしょうね。

朝夷奈切通朝夷奈切通2
鎌倉側の方が切り通しの雰囲気はありますね。
水が湧いてるのもなんとなく山っぽい。
足下が滑るので要注意ですが。

金沢街道鎌倉へ
山道を抜けて金沢街道へ。
ここから鎌倉までは車道の下り歩きなので気楽です。
途中に坂東三十三ヵ所の杉本寺がありますが、今回はスルー。
まだその時では無いw

鶴岡八幡宮裏手境内
ほぼほぼ休み無く歩いて11時前に鶴岡八幡宮の裏口に到着しました。
普通はこちらから入る人はいないよな。

鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮御朱印
子供の頃何度も来ている神社ですが、御朱印集めを始めてから来るのは初めてですね。
やはり手書きの御朱印は受け付けておらず書き置きでした。
その代わりちょっとだけ紙が良いw

この後鎌倉観光をしても良かったのですが、この時間で結構な人出なので、混雑は嫌なので駅まで歩いて真っ直ぐ帰りました。
しかし早起きすると、半日で結構歩けるものですね。

御朱印関係は非常事態宣言が終わらないとままならなそうなので、御府内八十八カ所は休止中。
関東ふれあいのみちも千葉県のコースが通行止めで休止中。
歩きネタは街道歩きぐらいなので、東海道の続きでも歩こうかなぁ。
それか山でも行くしかないか……梅雨だしどうしよう。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 13:38| Comment(0) | 街道歩き

2021年05月22日

やっと開通!(アジサイのみち(千葉県No.21))

一昨年の台風19号の影響で、ずっと通行止めになっていた『アジサイのみち』の東京大学演習林内にある一杯水林道。
千葉県のHPでは今も通行止めになっていますが、東京大学演習林のFacebookでは開通したとの報告がありました。
本当は先週末から開通していたのですが、告知が前日だったので気がつかなかった。
ということで、一週間遅れで早速行ってきました。

安房小湊駅安房小湊駅2
安房小湊駅。
前回来た時からダイヤ改正があったので、電車の運転形態が変わってました。
基本的に上総一ノ宮からはワンマンの新しい電車みたいですね。
2両編成でしたが空いてました。
天気が悪いからかな?

コミュニティバス内浦山県民の森
駅からスタート地点の内浦山県民の森までコミュニティバスですが、デマンド区間のため事前予約しました。
交通手段があるだけ有り難いです。
朝方から続いていた雨もギリギリのタイミングで止んで、9時半スタートです。

林道林道2
今回歩く地区はヤマビルが多いそうで、事前にヒル除けを準備しました。
寒い季節に抜けるはずだったんだけど、足止めくらったため要対策と相成りました。
まあ、舗装区間を歩くぶんには問題ないと思うけど。

林道3林道4
雨上がりということで湿度高め、所々ガスも見受けられましたが概ね良好な歩き。
新緑が気持ちいいですねぇ
自転車ですれ違う人が多いのは意外でした。
結構メジャーなルートなのかな?

遠景
今回あまり景色は良くなかったのですが、たまに見晴らしのきく場所もありました。
晴れていれば海も見えたのかな?

麻綿原高原入口一杯水林道ゲート
10時半過ぎ、麻綿原高原入口の交差点に到着。
ここから先の一杯水林道が通行止めだった訳ですが、着いたらゲートが閉まってる……
最初「あれ〜exclamation&question」ってなりましたが、どうやら車両の進入を防いでるだけみたいです。
ゲートの端を抜けて中に入れましたが、初見だとちょっと戸惑いますね。

一杯水林道一杯水林道2
一杯水林道は舗装はされていませんが、整備されていて歩きやすいです。
これだったらもっと早く開通してくれれば良かったのに、と最初思ってましたが……

崩落箇所断線
奥に行くに従って、台風の爪痕の大きさが分かりました。
法面崩壊、道沿いの電柱も何本か折れているのを見かけました。
こりゃ確かに無理だわな。
それほど待たされずに再開されたことに感謝せねば。

房総ふれあいの道
途中で見つけた「房総ふれあいのみち」の標柱。
後で調べたら、首都圏自然歩道みたいなものを千葉県独自で整備しているんですね。
この区間は丁度併用区間なのであったみたいです。

一杯水林道3一杯水林道4
雨こそ降りませんでしたが、こんなお天気だったので人もおらず静かな歩きでした。
これでヒルさえいなければねw
とりあえず、水周りや山に入り込まなければ大丈夫だったみたい。

終点ゲート清澄寺へ
終点のゲートを抜けて11時半に清澄寺に到着しました。
ゆっくり歩いたつもりだけど、バスまで2時間もあるよたらーっ(汗)

清澄寺神木
お寺は趣味じゃないんだけど、時間つぶしで見学。
大きくて立派なお寺だけど、人がいない。
コロナ禍の影響なのかな。
杉の巨木なんかもあって歴史を感じます。

日蓮聖人の像景色
日蓮聖人の像が建っている高台が丁度良い見晴らし場になってました。
このルート一番のビュースポットですな。

門前の店バス
門前のお店でお蕎麦を頂いたり、時間を潰しながらバス(というワゴン車)に乗って安房天津駅まで出ました。
しかしこのバス、接続というものが全く考慮されてなくて誰が使うんだろうか?
電車が38分発でバスの駅到着が43分て……まるまる1時間待たされました。
海岸沿いを結ぶバスとも接続しておらず、鴨川市街に出るにはここで1時間待たされます。
何なんだ?

安房天津駅電車
帰りも特急や高速バスのうまい接続がなくて、結局普通電車を乗り継ぐのが一番早く着けるので、長駆帰宅しました。
疲れた……バッド(下向き矢印)

さて、実は次のコースはまだ一昨年の影響で開通していません。
またしばらく待ちの状態となります。
ヒルが嫌だし、もう寒くなるまで開通しなくてもいいや。
【参考メモ】
posted by うしさん at 21:09| Comment(0) | 首都圏自然歩道

2021年05月16日

想像していたよりガチだった

東秩父の道の駅「和紙の里」
今回はいつもの「駅から散歩」のつもりで出掛けてきました。
東秩父って周囲に何も無くて「ネタがないなぁ。ちょっとだけ山歩きを組み込むか」という軽い気持ちだったのですが……

道の駅はいつも車なのですが、以前「関東ふれあいのみち」で歩いた時に白石峠へのバス路線が通っていたのを思い出し、バスで行くことにしました。
小川町から白石車庫行きに乗ったのはいいけど、中型バスなうえにハイカーでいっぱい。
超密ですむかっ(怒り)

道の駅槻川
現地に着いたのが8時40分だったので、既に車がいっぱい。
コロナなんて何処吹く風って感じですな。
最初は「駅から散歩」のつもりだったので、登山口まで2キロほど色々寄り道してます。
ちなみに直接登山口に行くなら、手前の安戸バス停です。

登山口登山口2
官ノ倉山の登山口到着は9時半。
案内表示が無いと、一瞬入って良いのかな的な民家脇の細道です。

登山道登山道2
民家の裏は畑なのですぐに登山道になります。
里山だけあってよく整備されています。
急登も少しあるけど、危ない所がないのがいいですね。
ということで、このあたりではまだ道の駅歩きの続きのつもり。

分岐1分岐2
里山の嫌なところは国土地理院地図と様相が異なることですね。
左写真地点では左方向が地理院地図にある峠行きの道ですが、右は治山用の道かな?
山頂案内が右なので、指示に従ってそちらに向かいます。
右写真地点ではさらに尾根に作った細道指定になってます。
真っ直ぐが主線ですが違います。
どうやら山頂に直接迎えるハイカー向けの道が作られている模様。
案内があるから問題はないですが。

山頂へ官ノ倉山
30分ほどで山頂到着。
里山なのであまり期待していなかったのですが、景色はそこそこ開けて良い山頂でした。
町に近すぎるからですかね、人が全然居ない。
いつもの山珈琲をしていたのですが、休憩中誰も来ませんでした。
普通は大霧山あたり行くから、こっちには来ないのでしょう。

縦走路へ縦走路
ここから尾根歩きで臼入山へ移動の計画をしたので進みます。
反対側に下り始めようとしたら、いきなり道が本格的山道に。
「こりゃ散歩道程度の紹介は無理だわ」と相成りました。
ここからは普通の山歩きです。
尾根道も普通の登山道として考えればよく整備されているので歩きやすいです。

官ノ倉峠
ちなみにこちらが国土地理院にある登山ルートの峠道合流点。
ここまでは案内が豊富です。
ここから先は通常の山歩き程度の道。

縦走路2縦走路3
もう少し景色があったらとは思いますが、道は良いので山歩きは担当出来ます。
想像していたよりアップダウンも多くて歩き甲斐がありました。
全然一般向けじゃないw

林道
途中舗装道路を越えたんですが、この道国土地理院地図には反映されてないんですよね。
グーグルマップにはあるので、単に登録忘れだろうか?
最近出来たって感じでもないのに。
役所だから林野庁との連携不足だな。

竹林案内
途中竹林の場所とかあったり、変化に富んだ面白い歩きでした。
案内も地元の方でしょうか、しっかりしてくれているので分岐で迷うことも全くありませんでした。
東秩父村のホームページにハイキングコースとして紹介されているだけのことはありますね。

臼入山
11時過ぎに臼入山に到着。
見晴らしは全く期待していなかったのですが、想像より見渡せました。
一人で休憩するには十分な環境です。

下山分岐
さて、下山道もまた国土地理院地図には無いです。
一度戻って谷筋の道を下山するつもりだったのですが、案内があるのでそれに従って尾根筋に下ることにしました。

下山道奥沢神社奥宮
こちらも結構な山道。
尾根道なのは分かってましたが、途中で納得。
奥沢神社の奥宮の登拝道に繋がってたのね。

下山口奥沢神社
奥宮からは先は歩きやすい道で12時前に奥沢神社の本社横に辿り着きました。
8時半に登り始めて、休憩を抜くと3時間コースといったところか?
全然散歩道じゃないw
下山口からは道の駅まで近いのである意味気楽ですね。
バスで来ると登山口、下山口両方にバス停があるし、登山目的なら歩きやすいコースじゃないでしょうか。

お蕎麦
山でお昼を食べずに道の駅で食べるつもりだったので、お蕎麦を頂いてきました。
なんとなく屋外で食べたい気分。

道の駅歩きは現地の状況も分かったし、また今度にしましょう。
せっかくだからお土産も買いたいし、次回は車ですかね。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 12:48| Comment(0) |