2017年10月14日

難易度最高峰、そして始まりの山へ(3日目)

3日目です。

夜景剱御前小舎
普段だと下山するだけの最終日なのですが今回は目的があるので4時に起床して再び登山開始。
小屋を出たら富山市内の夜景がとても綺麗でした。

日の出前
5時15分にちょっと早すぎましたが別山に到着。
見渡す限りでは上層の雲は無くて日の出に期待が持てます。
しかし早く来すぎたw
寒い〜

日の出朝焼け
5時50分に日の出〜晴れ
太陽が顔を出す一瞬の姿がほんの数秒で終わるくらいはっきりした日の出でした。
紅く染まる山肌も綺麗なり。
凄いわーぴかぴか(新しい)

立山方面
日の出を見たら早々に移動開始。
ということで最終日は立山を縦走して下ります。
真っ直ぐ室堂下りじゃ面白くないしねぇ。
まずは真砂岳へ。

室堂方面真砂岳へ
この日は富山方面の雲もとれてまた違った景色を堪能しつつ縦走。
さすがに三日目で足が疲れ気味なので登りは少なめですがスローペースで進行中。

真砂岳
6時半に真砂岳に到着。
まあ、近いですし。
そんなにキツくないはずのに登りが辛かった。
やっぱり足が疲れてるのね。

立山へ
そしていよいよ大本営立山へ。
真砂岳からほとんど下らずに行けるのが助かるけど標高差分登らねばいけないのが……

剱岳方面富士ノ折立から室堂
7時に富士ノ折立に到着。
振り返ると続く稜線が良く分かりますね。
角度が変わった室堂方面も面白い。

大汝山大汝山から雄山
そして7時20分に立山最高峰大汝山に到着。
向こうに見えるのが雄山の社。
以前に立山に来た時はこっちが山頂だと知らず雄山で引き返してしまったんですよね。
念願の頂に達することが出来ました。

雄山からは見えないのですが、大汝山からだと角度的に黒部湖も見えました。
雄山から15分ほどのほぼ稜線歩きなので一ノ越から来た時は登り忘れる愚は犯さないようにw
後悔を払拭するのに何年かかったんだろう……ヨカッタヨカッタどんっ(衝撃)

雄山雄山から室堂
続いて雄山へ移動。
雄山神社から見る室堂は好きだわ。
良い眺め。
8時前だし人も少なくていいですわぁ。
でもこの時間でも子供連れの方がいてすごい。

雄山から一ノ越
小屋で用意して貰った朝食のお弁当を食べてから、そそくさとお馴染みのコースを下ります。
もう少しゆっくりしたかったんですが、帰らないといけないのが辛い。

一ノ越山荘
8時50分に一ノ越山荘へ到着。
初めての本格登山をしたきっかけの場所(その時のブログ
あの時の無謀さ加減は今考えると非常に恥ずかしいw
下から見上げると山頂が近くに見えるんだよねぇ。

そして実のところ今回はここが目的のスタート地点。
前回の涸沢が紅葉見るには早すぎたので黒部の紅葉を堪能して帰ろうかと思いましてここまで来た次第。
立山は半分ついでですわ。

御山谷御山谷2
ということで通常の室堂には下らず一ノ越の反対側へ下るコース。
せっかくの紅葉シーズンですからね、堪能して帰ります。
小屋の人に道の状況を聞いたらそれなりに下る人もいるらしいですが、見える範疇には人影は無し。
かなり静かな山歩きが楽しめそうです。

東一ノ越からダンボ平
新一ノ越まで行くとタンボ平の紅葉と黒部湖が実に素晴らしい。
ロープウェイの標高差分まるまる下ることになるので結構長いですが、これだけ素晴らしい紅葉を堪能出来るなら全然苦になりません。
下りだし。

タンボ平から東一ノ越立山ロープウェイ
人が少ない分、本当に山を楽しめる良いコース。
若干道が細いのは人通りの少なさでしょうか?
まあ山道に慣れてればそれなりに目印もあるのでルートをロストすることもなく普通に歩けます。
しかし標高差も相まってコントラストがとてもいいですね。
ロープウェイを下から見上げるシチュエーションも良い。

昔はロープウェイの上側の駅にも行けたようですが、道が崩落して今は黒部平駅まで下らないといけません。
その分体力と時間を消費するのでご利用は計画的に。

黒部ダム下の廊下
帰りの時間の都合もあるので黒部湖までは下らず黒部平駅からはケーブルカーで下りましたが、帰りの電車の都合で一般的な観光は出来ませんでした。
黒部ダムは相変わらずの人出でしたが昔来た時と違うのはアジア系の観光客かなり増えた気がしますね。
ダムから見える下の廊下はいつか歩きたい。
今年は雪が多かったようで、この時は下の廊下はまだ開通していないそうな。
日電歩道と併せて今歩きたい道No.1です。

七倉荘
今回お帰りのお風呂をどうするか悩んだのですが、扇沢ってお風呂が無いんですよね。
普通は大町温泉に寄り道なんでしょうけどバスで途中下車になるのがちょっと面倒。
なので信濃大町駅まで行って駅近くの七倉荘で日帰り風呂としゃれ込みました。
ここは七倉山荘の系列なので登山者に優しく素泊まりOKな旅館。
日帰りお風呂もやってて500円で入れるのが有り難い。

信濃大町駅あずさ
ということで信濃大町からは一日1本の新宿直通あずさで帰ってきました。
じつのところこの電車に乗る為に結構時間がシビアな行動でした。
立山縦走+タンボ平下りで15時5分の電車に合わせるのは結構辛い。
4時起きはあずさのため〜るんるん

無事あずさに乗って帰途につきましたが、1日目はともかく2,3日目は本当に最高の歩きでした。
念願の剱岳と立山縦走を同時にこなしてこれ以上に無い秋山歩きを堪能して現実に戻るのが辛かったw
充実感は歴代1位かもしれません。

さて、さすがにこれからは冬山モードになるので北アルプスお終いですが里山はこれから。
来年のためにまた貯金するとして、今後はふれあいの道と多摩、秩父歩きかな。
また天気が良ければ出かけたいと思います。

そういえば秋葉原のニッピンが閉店とか。
地味に利用していただけに残念バッド(下向き矢印)

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 16:56| Comment(0) |

2017年10月13日

難易度最高峰、そして始まりの山へ(2日目)

2日目ェ〜

朝日の出
「新しい朝が来た!」と快晴。
前日の雨が嘘のようです。
6時ちょっと前にスタート

朝焼け
朝日の赤が映えてとっても綺麗でしたー。

雲海
富山市内方面は雲海でしたが朝日の山影からの光線が微妙だったのか変わった虹が見えました(山の影の谷間)
雲海に映った虹ですけどブロッケン現象の一種かな?

剱沢方面剱岳
本当に前日の雨は何だったのか?というくらい素晴らしい景色が広がっています。
山小屋で3時頃から皆さん行動開始していたので既に取り付きには多くの人影が……
見えすぎるってのも考え物……「あそこまで登るのかぁ」

登山道上から
小屋を出て1時間ほどでここまで登りました。
帰りは小屋に寄る気が無かったので荷物フル装備で登ってるので疲れる。
こうして見るとやっぱり急ですね。

前剱から前剱から2
7時10分に前剱に到着。
季節的に冠雪してたらここまでの予定だったんですがご覧の通りの快晴なので行きます。
でも既に急な山なのは存分に味わっています。
とりあえずここからが本番です。

鉄ブリッジ岩壁歩き
この場所はなかなかのアドレナリンポイント。
まあ、足場はしっかりしてるので転びさえしなければ死ぬことはないのですがやっぱり高度でテンションハイになります。
冷静に観察してはいけないw

カニノタテバイへカニノタテバイ
鎖がない岩場移動を経て8時に有名なカニノタテバイへ。
色々噂は伺ってましたが現物見て鎖とボルトの足場で垂直岩場上りなのね。
上り専用のルートで後戻り出来ないので途中で下を見た時苦笑いしました。
「あ、ここで臆したら死ぬわw」
途中の踊り場によじ登る所だけ足の運びにちょっと困ったけど、まあ後はなんとか……

稜線へ稜線より
最後のひと登り。
この崖を見て「これなら楽だわ」と感じるくらい前段のタテバイは急だったみたい。
最後の天空を歩く感覚の岩稜歩きは最高に楽しかったです。
(既に感覚がおかしい)

剱岳山頂山頂の社
8時45分に山頂に到着。
無事剱岳の頂を極めました。
噂に違わぬレベルの山でした。
あー、下りのヨコバイで気が重い……一旦忘れることにするーどんっ(衝撃)
山頂の社に無事帰還と智アフアニメ化祈願w
ちなみに社の後ろに見える山が立山です。

富山市内方面室堂方面
山頂は絶景でした。
朝ご飯を食べつつ1時間以上ゆっくりしてました。
降りたくない〜〜〜

カニノヨコバイカニノヨコバイ2
お帰りはカニノヨコバイ。
高さはすっかり慣れたんですが取っ掛かりが見えない初めの一歩が怖かった。
足運びあれで良かったのか微妙でしたが生きて帰ったので良しよしよう。
なんか3センチくらいの岩の突起使いました……

梯子場下山道
事前の調べでは知らなかったんですが梯子場もあったんですね。
この辺りまでが難所で後は普通の歩きでした。
いや、多分一般的には難しいんでしょうけどすっかり感覚が狂ってます。
逆にその油断が怪我のもとなんでしょうねえ。

全景
最後に振り返ってタテバイとヨコバイの位置関係を大きな写真にて。
(サイズがでかいです)
いい具合に両方に人が居る状態で撮影出来ました。
後から見るととんでもない所を登り降りしてたのね……
やっぱり剱岳行く奴はおかしい…me, too

御前山稜線ハイマツ帯
お帰りは剣山荘に寄らずに稜線経由で剱御前小舎へ。
そのために重い荷物持って山頂に行った訳だし。
しかし歩く人が少ないのかハイマツの間なんかはかき分ける感じ。
道はあるので足に引っかかることは無いのでいいんですけどね。

剱御前小舎へ剱御前小舎
13時半に剱御前小舎に無事到着。
生きてこの日の行程を終えることが出来ました。
なんだかんだで歩いたよね。

ご褒美室堂方面
無事生還を祝って室堂を眺めつつ飲む。
至福のひととき。
そういえばこの日の富山市内方面は終日雲海でした。
山は快晴なのにこれはこれでまた珍しい。

とりあえず初めての剱岳は貴重な体験でした。
お天気最高、人も少なめ、これだけの好条件はなかなか無いかもですね。
自分の中では初めての時の槍ヶ岳と双璧かな?
とにかく素晴らしい山歩きでした。

そして翌日の素晴らしい景色に続く。
(つづく)
posted by うしさん at 20:27| Comment(0) |

2017年10月12日

難易度最高峰、そして始まりの山へ(1日目)

三連休を使って行ってきました、剱岳。
今回は中身が濃すぎなので3回に分けて記録。

バスタ新宿西武バス
以前日記に書いた立山に行くにはの実践編です。
バスタ新宿からのお出かけ2回目。
今度こそ夜行バスバスです。
雨が降っていて少し心配しましたが、予報では曇りになりそうだったのでちょっと期待。

富山駅前富山駅前2
早朝5時半に富山駅前に到着。
富山駅って初めてだったけどLRTと新幹線の駅の対比がオシャレっぽい。
まあ、早朝で人がいないからかも知れないけど雰囲気はいいですね。
心配された雨は止んでるのでこのままだと助かる……けど予報では午後も降るっぽいのでそれまでに行動を終えたい。

富山地鉄バス立山有料道路
1時間ほどの待ちで室堂行の高原バスに乗り換え。
一日1本なのでこのパターンを実現する為に切符の手配に苦労しました。
バスでの移動中、立山有料道路の導入部分が意外とスリリングでした。
アルペンルートだと美女平スタートなのでこの部分は通らないんですよね。
地味に貴重な体験でした。

室堂雷鳥平へ
室堂に着いたら雨ェ〜雨……大雨ェ〜でがっくし。
室堂からの景色は何にも見えず。
ということで9時に移動開始です。
初日は山小屋までの普通の登山道だから大丈夫だけど翌日に響く雨だと困る。
雪にならなかっただけマシですけどね。

雷鳥平剣御前小舎
室堂からは整備された舗装道でしたが雷鳥平からは山道へ。
雨降りだし寒いうえ、ガス霧で景色が見えないのが残念すぎる。
修行僧のごとく歩いて11時に剣御前小舎に到着しました。

剱沢剱沢小屋
なんとなく雨も弱まって剱沢を下る頃には少しだけガスも晴れて景色が見え始めました。
幸い草紅葉が見られて良かった……などと思いながら歩いて11時50分に剱沢小屋に到着。
富山駅前でおにぎりを食べただけなのでご飯を食べようと思ったら食堂ないのね……カップラーメンをすする。
買い物している間にどしゃ降りになる悲しみ。

剣山荘剣山荘寝室
結局最後まで雨中歩きで12時半に目的地の剣山荘に到着しました。
こんな天気の中に来る人は少ないだろうなぁ、と思ったら想像以上に多くてびっくり。
皆さん翌日のお天気期待で来てるのね。
これを類友というw

飲み
着いたら当然始めるwビール
この後やることもないし夜行バス移動と登山の疲れとアルコール効果で午後はずっと寝てました。
夕ご飯を食べた時にもビールを飲んだので更に追い打ちで寝てましたw

夜空
夜中に目が覚めて外に出たら星が出ていてにやけてしまいましたが、苦労が報われた瞬間ってこんな感じよね。
といことで翌日の登山に体調万全で臨むため更に寝て初日はお仕舞い。

結局1日目は移動と雨だけですね。
(つづく)
posted by うしさん at 20:42| Comment(0) |