2019年09月01日

ロングバケーション(前半)

今年は珍しく、長期間の夏休みが取れたので、普段行けないような所へ行こうかと計画しました。
当然山っすな。
以前から行きたかった秘境中の秘境、高天原温泉でも行ってみようかと、早々に計画して宿や切符も手配したんですけどね……

北陸新幹線ホテル
折立から入山するため、登山バスに間に合うようにと前日に富山入り。
北陸新幹線は長野から先を初めて乗りましたが、早くて便利よね。
会社終わってからその日のうちに富山まで行けてしまうんだから。
翌日のバスが6時なので、駅隣接の富山地鉄ホテルにご宿泊です。

富山駅前登山バス
翌日は折立行きの登山バスへ。
朝起きたらお天気良くない……時期のずれた平日だけあってバスは空いてるし、静かな歩きが楽しめそうと気持ちを切り替える。
まあ、雨歩きは覚悟してたけどね。

バスが途中まで行ったところで、有峰林道が大雨で通行止めになって待機状態。
昼ぐらいまでに行ければ太郎平小屋にたどり着けるしと思って、開通待ちでバスの中で5時間。
結局、日没まで通行止めが決まってバスは引き返し運休となりました。
えぇ〜あせあせ(飛び散る汗)

いきなり出鼻をくじかれて宿の手配やら、翌日の同じバスの予約やら。
運転手さん曰く翌日は予約満席だったそうですが、こんなお天気に見切りをつけたのかキャンセルが出ていて助かりました。
一応翌日は不安定ながらも曇り予報だそうで、それに期待します。

ホテルに入って天気予報をみたら不安定な天気が続きそうとのこと。
さすがに沢筋のルートは危ないなと思って、計画を作り直して稜線ルートに変更。
最終日の槍ヶ岳と上高地からの足は確保済みなので、それに合わせてルートを作り直しました。

富山城跡寿司
とりあえず初日は、富山市内観光と富山グルメの日となりましたw
富山市内は小雨程度なんですけどねぇ……

折立登山口
仕切り直し。
翌日は曇天模様ながら、雨も無くて無事折立に入りました。
バス停のすぐ奥が登山口なんですね。
前日からのリトライ組と運転士さんが顔馴染み状態で、健闘をたたえ合うw
みんな仲良くなってて吊り橋効果ってやつ?
8時半登山開始。

登山道登山道2
登り始めて思いましたが、大雨の中を無理しないで良かった。
強制的に未練を断ち切られたおかげで、雨もレイン装備もなく歩けるんだから有り難い。

登山道3登山道4
折立から登るのは初めてなのでコース感は無かったのですが、最初に急登があるくらいで非常に歩きやすいルートですね。
それと見晴らしが良いのもマル。

登山道5登山道6
水平距離はそれなりにありましたが、上に登ってからの歩きなので非常に楽しい。
以前は現地入りが大変だったのが難点でしたが、新幹線のおかげでこちらから入るのもいいのかもしれない。

太郎平小屋太郎平小屋2
12時に太郎平小屋に到着。
本来は更に先の薬師沢まで行くはずだったんですが、お天気と日程を考慮して稜線歩きに変更したのでここまでです。
登山バスは混んでたものの、皆さん薬師岳や薬師沢に向かうためか、太郎平小屋に泊まる人は少なめ。
お天気も回復して沢筋行けば良かったかなぁ、と思いつつ広々と小屋に泊まることが出来ました。

薬師岳
薬師岳が綺麗で、そのうちここを越えて室堂に向かうルートも歩いてみたいかも。

黒部五郎岳展望
黒部五郎岳に向かうのですが、中央奥の山が黒部五郎岳と気が付かなかったw
こう見るとそこそこ距離がありますね。
なかなか景色の良い所でした。

稜線歩き北ノ俣岳へ
3日目(実質2日目)は5時半に登山開始。
引き続き歩きやすいコース。
朝方のガスが出ましたが、レインを使うほどでもなく普通に歩けました。

北ノ俣
7時に標高2,662m、北ノ俣に到着。
残念ながら景色無し。
前回裏銀座歩いた時もガスにやられたし、こっち系はついてないのかなぁ。

黒部五郎岳へ黒部五郎岳へ2
などと、思いながら歩いてる最中、7時半前にはガスが取れ始めて景色が開けました。
おぉ、すげー。

黒部五郎岳へ3黒部五郎岳山頂
10時に標高2,840mの黒部五郎岳に到着。
歩きやすいコースとはいえ、結構距離があるので疲れた。
お天気回復したとはいえ、槍ヶ岳方面はガスいっぱいでそこまでは見通せませんでした。
それでも十分に見晴らしが良い。

黒部五郎岳よりカール
コースとしては裏銀座からも外れるので、ほんと静かでいい所です。
普通に連休で来たらもっと混んでるのかもしれないけど、それでも表銀座にくらべれば空いてます。

稜線コース
ところで黒部五郎岳の山頂は、通常のコースから少し外れるので皆さん空荷なんですが、自分はフル装備で持ち上げ。
カールコースも良さそうだけど、こちらの稜線コースを歩きます。
破線コースなのでちょっと現地確認してからにしようかと思ったけど、普通の岩稜帯みたいなので行きます。

稜線コースカールコース
稜線コースは普通に危ない程度なので、岩稜歩きに慣れた人なら大丈夫な感じ。
個人的には登りより下りで使いたい。
上からカールコースを歩いてる人達が見えるのも面白いですね。
カールコースも稜線から一気に下るので、逆向きは面倒くさそう。

黒部五郎小屋へ黒部五郎小屋
稜線自体より、最後に小屋まで下る道が大変でした。
沢と道が一緒なのでゴロゴロ非常に歩きづらい。
黒部五郎小屋に着いたときは、「やっと着いた」という安心感が大きかった。
ということで12時過ぎに無事小屋に到着です。

190822_34.jpg
お昼ご飯でラーメンを頂いたのですが、ラーメンに味噌汁がついてきたのは初めての体験ですw

さて、長い山行きだったので、続きは後半にして一旦〆。
前半の歩きは初日の雨は例外として、雨こそ降らなかったですが、ちょっとガス気味ですっきりしませんでした。
それでも完全視界不良よりはマシなので、それなりに楽しく歩けたような気がします。
やっぱり稜線歩きが好きだわ。
最奥地の黒部五郎小屋は電波が無いのでやること無いです。
12時から寝るか本を読むくらいしか……俗世間からシャットアウトには最適な場所かなw

後半に続く。
posted by うしさん at 12:07| Comment(0) |

2019年07月18日

天気が悪くても北アルプスは人いっぱい

今年の梅雨は晴れないですね。

毎年恒例の7月三連休の山行き。
最後まで天気予報とにらめっこしてたんですが、風雨ってわけでもないのでレイン装備で行ってきました。
我ながら好きよねぇ……

白沢登山口白沢登山口2
今回のコースは再びの餓鬼岳白沢口。
以前も登ったのである程度コースは分かっていますが、やっぱり足下が滑る天候はちょっと緊張します。
沢沿いの滑るコースだし。
お天気はアレだけど、物好きは少ないながらもいるものです。
6時スタート。

登山道登山道2
相変わらず沢に落ちそうなコースですが、慎重に進みます。
上りは結構勢いで行けるけど、前回帰りが嫌だったわ。

登山道3大凪山
このコース、最後の百曲がりが有名だけど、どちらかというと大凪山までの上りが一番キツかったわ。
一息つけない連続の上りはつらいっす。
大凪山の時点で9時半。
普通の山を一本登ったくらいだけどまだ半分……ふぅ…あせあせ(飛び散る汗)

尾根歩き百曲がり入口
大凪山からの尾根歩きがなんと楽なことか。
そして最後の難関百曲がりへ。
この時点で11時20分。
小休止を挟みながらの歩きながら、連続歩きで疲労ピークの時にここに来るのが名だたる所以だろうか。

百曲がり
実際歩くとつづら折りでゆっくり登って行ける道なので、そこまで厳しくはないんですけどね。
一歩一歩登っていけばいいので、疲れた足には優しい?

あと15分最後の上り
最後の15分が微妙に急登なのがイジメ。
疲れた身体には15分て、結構長いあせあせ(飛び散る汗)

餓鬼岳小屋山頂へ
12時半に無事餓鬼岳小屋に到着。
6時間半のロード終了、この日一番乗りらしい。
途中で足が痙攣するし無事着けて良かった。
宿泊の受付をして早速餓鬼岳山頂へ。

餓鬼岳山頂燕岳方面
この日は霧雨、ガス程度でレイン装備を使うことも無く無事山頂まで辿り着きました。
期待していなかった展望もそこそこあって良かった。
燕岳方面はガスが被っていてちょっと残念でした。

独り寂しい山小屋かなと思ったら、この後登山者と燕岳からの縦走者で結構な人数が餓鬼岳小屋に集まりあました。
お天気悪いのにやっぱり三連休なのね。
天気が良かったらどうなってたことやら。

ケンズリへ雨露
翌日は燕岳への縦走。
6時前スタート。
完全に雨予報だったのでどうしようかとも思ったのですが、風は無いのと、雨もさして強くないので行きます。
さすがに普通に雨とガスなので、この日はレイン装備です。

ケンズリケンズリ2
このコースの難所ケンズリですが、足場の木が雨に濡れてて滑らないようにちょっと緊張。
乾いていればスタンスしっかりしてるし、それほど怖いコースではないけど気の緩みは禁物ですね。
岩場大好き人として実に楽しい場所でした。
景色があればなぁ……バッド(下向き矢印)

東沢乗越へ東沢乗越へ2
ケンズリを過ぎると一気に下る。
徹底的に下る。
どこまで下るexclamation&questionってくらい下るので、「またこの分登るのかぁたらーっ(汗)と、憂鬱な下りです。」

見通し無し東沢乗越へ3
ガスで下り先が見えないのが、果てしなさが演出されて鬱。
一応GPSで状況は把握出来ていたのですが、把握出来ないと本当に憂鬱になりそう。
おまけに熊笹で道が薄い場所もあって、やっぱり往来が少ないコースなんですねぇ。

190713_24.jpg
9時20分に東沢乗越に到着。
ここで唯一の対向のグループと出逢いました。
でも東餓鬼岳へのピストンだそうで……元気だなぁ。
東沢乗越を2回も通りたくないわw

登り返し雪渓
そして延々と続く登り返しは気が重い〜。
足の痙攣は無いからいいけど、休み休みのゆっくりモードに陥りました。
補水が出来ないので汗をかかないように気を遣うのよ。
下ってきた道よりこっちの上りの方が緩やかな気がするのは気のせいかな?
途中の雪渓が7月らしい北アルプスの風景。
一応6本爪を持ってたけど使うこと無く越えられました。

登り返し完了燕岳へ
11時前に登り返し完了。
長かった……
もう少し景色があれば達成感があっただろうに。

コマクサお花畑
景色は無かったけど高山植物はたっぷり堪能しました。
コマクサくらいしか知らんけどw
7月はこの景色がいいですね。
やっぱり晴れ晴れがいいーexclamation×2

北燕岳
北燕岳にも登ってきましたが、何も無いのね。
せめて山頂標識くらいあれば良かったのに……

さすがに北燕岳から先は道が綺麗に整備されてました。
ここまでが、一般的な登山者のルートということか?

燕岳燕山荘
最後に燕岳の山頂に寄ってから燕山荘に12時半に到着しました。
燕岳の山頂写真忘れたたらーっ(汗)

長くて結構疲れるルートとは伺ってましたが、本当に疲れました。
見晴らしがあれば少しは違ったのかもしれませんが、少なくとも体力的には結構くるコースでした。
ということで、次の日は中房に下っただけなので以下略。

さて、これで残りは蝶ヶ岳と徳本峠の間を歩けば、表銀座は唐沢岳から霞沢岳まで全部歩いたことになるので、近いうちに計画したいです。
来月は裏銀座にお邪魔する予定。
幸い平日に夏休みを頂けることになったので堪能してきます。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 00:08| Comment(0) |

2019年06月02日

皇海山は遠かったから鋸山

1年前に「関東ふれあいのみち」の一環で、庚申山に行った時はそのまま帰ってきましたが、後で調べたらその先のコースがなかなかワイルドで面白そう。
そのうち行こうかと思ってましたが、日が長くて天候も安定しているこの時季を狙って行ってきました。
夏の暑いのは死ねそうですし。

国民宿舎かじか荘登山口
前回はわたらせ渓谷鉄道の原向から歩いて来ましたが、今回は登山目的なので車で国民宿舎かじか荘まで来ました。
やっぱり車だと楽だわw
さすがに日帰りは無理なので2泊覚悟で初日は庚申山荘までの移動です。
そんな訳でスタートは12時半過ぎ。
早く行っても電気も電波も無い山荘だからやること無いのよ。

一の鳥居庚申山荘
実質的な登山口の一の鳥居に13時40分到着。
普通ならこの時間から登山って無いけど、山荘までなので安心です。
しかし雨予報もあるのでちょっと心配だし急いで登ります。
山荘には15時前に到着しました。

ここまでも見所はあるんだけど、それは前回見たから省略。
しかしこの山荘、素泊まりだけど2050円で布団で寝られるから非常に有り難いです。

前回今回
そういえば、前回(左)は例祭の時に来たから開いていた祭壇が、今回(右)は鍵を掛けて閉じてました。
やっぱりあの時だけだったのね。
貴重な体験でした。

朝焼け庚申山
翌日は明るくなった4時半にスタート。
朝焼けを楽しみつつ5時半に庚申山頂に着きました。
今回、ここがスタートで長いですから早いに越したことは無い。

皇海山
今回の目的地、鋸山と皇海山。
途中がえらく困難らしいのでこちらから行くのは上級者向け。

鋸山へ尾根歩き
ということで一旦尾根に降りますが、いきなり急下り。
足下滑るから注意。
降りれば気ままな尾根歩き。

尾根歩き2
まあ所々足を踏み外すと怖い場所もあるんですけどね。

下り鋸山より
一番テンションが上がったのはここですかねぇ。
下るのに鎖が頼り。
足を掛ける岩が無いのがキツい。
右の写真は鋸山からこの崖を撮ったもの。
丁度降りてる人がいるけど分かるかな?
ほぼ垂直です。

崖歩き梯子登り
降りたら登る。
こちらもなかなかワイルド。
岩場歩きに慣れてればそこまで高度感は無いけど、岩質の関係で濡れてると相当怖そう。

鋸山山頂鋸山より
とりあえず水分補給が効かないロングロードなので、汗をかかないように休み休み進んで鋸山に7時半に到着しました。
おかげでペットボトル半分で済んだw

さて、ここから来て皇海山まで行くと後1時間半の行程。
帰りの時間も考えるとくつろぎタイム無しで行動しないと帰りのコースタイムがキツい。
ここから先、皇海山の山頂含めて見晴らし皆無という情報。
「報われない山だなぁ」と百名山を気にしない自分にとっては鋸山の山頂が居心地良すぎ。
魅力を感じないので疲れた足で行く気力も萎えたし……

ということで、皇海山は行かずに鋸山の山頂で独り絶景を楽しむ御飯&山珈琲タイムとしました。
荷物の都合上カップヌードルだったけど、珈琲はいつも通り豆を現地でミル挽き。
最高でしたぴかぴか(新しい)
2時間ほどゆっくりくつろぐことが出来ました。
人がいなくて最高グッド(上向き矢印)

皇海山分岐
お帰りはせっかくなのでもう一つのコース、六林班峠のコースで帰ることしました。
さらば!皇海山。
さて、こっちもなかなか難アリのコースだとは伺っていましたが…

尾根笹藪
道に迷う人多数といういわく付きのコースですが、なるほどね。
確かに道が見えないw
足下を見ると何となく踏み跡があるのだけれど、獣道と大差なくて正しい道なのか確信が持てないのがねぇ。

目印目印2
基本的に笹藪の所は尾根なので降りなければ遭難はしないけど、その他の場所も日が当たる場所は熊笹で道が分かりづらい所が多かったです。
リボンや目印を見落とさなければ大丈夫だけど、数も多くないので「本当にルートか?」とGPSを見ながら歩いてました。
GPSがあるという安心感から自分は大丈夫だったけど、無いとかなり不安に陥るコースであることは確かですね。

崩落コース
それといくつもの沢を越えるので意外と崖や斜面歩きが多いのも特徴かと。
結構崩落した箇所も多くて起伏がない割に気が抜けないというのが辛い。
右の写真も真っ直ぐに道が続いてるんだけど、道幅が片足分くらいしかなくてほぼ斜面で歩きづらい。
そしてとにかくコースが長い……迂回ルートだから仕方ないんだけどね。
行きも帰りも難コースというのは事前情報通りでした。
沢水がある分、帰りはこっちの方が補水の面ではいいのかも。

看板指導標
六林班コースの終盤、この看板が見えたら小屋まで30分ほど。
地図上でもなだらかな場所に出たのでやっと緊張から解放されました。
そして見知ったこの指導標に出合った時は「無事帰った〜」って感じでした、真面目に。

天下見晴より
迷わなかった分(迷い前提のスケジュールw)、時間もあったので天下見晴に寄り道しました。
前回来た時は景色だけでしたが、今回は「行きがあの尾根で、帰りが中腹を地形に沿って歩いたのね」と自分の歩いたルートを再認識するという作業。
よくやったわ。

庚申山荘2
ということで庚申山荘には13時に到着しました。
順調に歩いて4時間とか嫌なコースだw
最悪日の入りまでに帰り着けばと思ってたので二泊目も覚悟でしたが、早く着いたので下山することにしました。

15時にはかじか荘に着いたのでお風呂を頂き、自販機で水分補給。
下山後の炭酸は最高です。

今回皇海山には行きませんでしたが、行くだけなら簡単な別コースもあるけどわざわざ行きたいとも思えないのがなんとも。
目的であった稜線の難コースは歩いたのでもういいかな。
鋸山はいい山だったexclamation
そろそろ梅雨入りなので、天気予報を眺めながら日帰りで適当な山でも行ってみようかと思います。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 23:53| Comment(0) |