2018年10月11日

北アルプス始まりの山

今年の秋は本当に週末のお天気に恵まれないですね。
台風接近で一時はどうしようかと思いましたが幸い中心が逸れたので山行き決行。
自分が山登りを始めるきっかけの山、穂高岳です。

バス
ここのところ北アルプスに入る時は、前日入りで朝一番入山が定番化してましたが今回は穂高岳単独なのでゆっくりめ。
とはいえ上高地に8時入りだからそれなりに早いんですけどね。
でもバスは空いてます。

上高地岳沢登山口
台風接近中につき雲が低いですが雨も降っていないので岳沢登山口より9時に出発。
初日は岳沢小屋までなので昼過ぎ到着が目標です。

黄葉黄葉2
岳沢側はちょうど黄葉が見頃でしたが曇天なので写真映えは今一つ。
紅葉より黄葉ですね。
とはいえあまりにも見事な黄葉なので写真を撮りまくってきました。

昼食
スタートが遅かったおかげで河童橋で買ったお弁当片手に上高地を眺めながらの紅葉狩り。

紅葉岳沢小屋
本当はスローペースでゆっくり登るつもりだったんですが、途中雨がぽつぽつ落ちてきたので結局急いで登ってしまいました。
昼前に宿泊地に着いてしまってはやることナッシング。
最初は小屋の周囲をウロウロしてたんですが、雨も強くなってきたので昼寝してました。
ヤレヤレですね。

岳沢前穂高岳へ
夜は台風が最接近したので暴風雨でしたが朝にはお天気も回復。
青空も見えるくらいで良かったのですが、風の方は絶好調の暴風状態。
飛ばされないようにトライ。
まあ、以前暴風雨の中同じコースを降りてきたことはあるので大丈夫でしょう。

紀美子平紀美子平2
小屋を6時過ぎに出て8時半に紀美子平に無事到着。
意外と早く着きました。
重太郎新道を登ったのは初めて奥穂高岳に来た時以来だけど20分ほど早く登れた〜るんるん
しかし激風。

前穂高岳山頂山頂より
空荷で山頂へ。
奥穂から下る時は前穂はパスしてたからこちらも初めて来た時以来ですね。
9時に前穂高岳の山頂に到着〜。
幸い山頂にガスはなくて良かったけど周囲はガスで見晴らしがあんまり良くない。
更に風が強い……でも気温が高いのは幸い。
稜線を境にわき上がる雲はなかなか壮観でした。

前穂高岳山頂より吊り尾根吊り尾根
さて先の方を見るに吊り尾根は大丈夫でしたが奥穂高岳はガスの中。
お天気次第なので今回は残念。
左は前穂高岳山頂から見たもの、右は紀美子平から見たもの。

涸沢
それでも吊り尾根の途中から涸沢が見えたのは良かった。
やっぱりせっかく歩くならこういう景色が見たいですよね。

奥穂高岳山頂山頂よりジャンダルム
奥穂高は見晴らしが期待出来なかったので途中でお茶しながらゆっくり歩いて標高3,190mの奥穂高岳山頂に12時半前到着。
完全にガスの中でどっちを見ても真っ白でしたが、たまに切れるガスの切れ間よりジャンダルムが見えてとりあえずは来た甲斐がありました。
良かった良かった。

日の入り山頂方面
ということであまり長居もせずに山小屋に向かいましたが夕方にはガスも取れてくれました。
おかげですばらしく綺麗な日の入りを見る事が出来ました。
ちょうど白山に沈んでいく感じ。

日の出涸沢岳
翌日は更に完全なる快晴。
表銀座の向こうは雲海で風も無く穏やかな最高の日の出でした。
しかし皆さん早起きよね。

パノラマルートパノラマルート
今回予定されてた連れが来られなくなったので、帰りは上級コースのパノラマルートで帰ることにしました。
このルート、以前にも歩いたことはあるのですが、時間の都合で屏風の頭には行かなかったんですよね。
なので今回はそちらに寄り道です。

デポ分岐点より屏風の頭
屏風の頭へは途中から分岐してピストンなので空荷にして行ってきました。
皆さん考える事は一緒というか人多過ぎw
確か登山道としては破線ルートだったような気がするんですが。
目的の地はスタート時点で見えてるのでこの時点で道の急峻さは折り紙付き。

涸沢槍ヶ岳からの稜線
その分それに見合った本当に素晴らしい景色でした。
槍ヶ岳から穂高岳までの稜線がこれだけ近くに一望出来ることにただただ感動しました。

涸沢への谷横尾
そして普段歩く涸沢から横尾まで道程が上から見えるというのもまた妙な感動を覚えました。
とにかく好天に恵まれたこともありますが綺麗過ぎて、そこを離れるのは本当に後ろ髪を引かれる思いでした。
もう一度時間をとって行きたい場所だなぁ。
涸沢メインで行くのもいいかな?

下山道新村橋
しかしパノラマルートはやっぱり少し険しいですね。
崖のところは言うに及ばず通常の下り部分も一気に下るので怪我には要注意です。
新村橋に着いた時にはほっとしました。

今回は本当に久しぶりの穂高メインの山登りでしたが、やっぱり穂高岳が一番好きです。
槍ヶ岳もいいけど外から眺める方が好きかなw
今年は何回も計画変更させられる落ち着かない秋の空でしたが、最終的には2回の北アルプス入りを果たす事が出来ました。

今年実現出来なかった餓鬼岳から燕岳への縦走に備えてまた一年頑張ろう。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 23:54| Comment(0) |

2018年09月26日

秋アルプス

行きたいコースがいくつかあって今年はその一つ徳本峠は7月に制覇。
そして今回行ったのもそうしたコースの一つ。

七倉ゲート高瀬ダム
以前裏銀座縦走でお世話になった七倉から入った高瀬ダムが今回のスタート。
しかし残念ながら雨模様。
予報では回復傾向ということだったのでそれに期待してレイン装備です。

烏帽子小屋昼食
前回歩いた道なので途中省略。
7時にスタートして11時前に烏帽子小屋に到着。
今回ここまでなのでゆっくり登ってきたけど結構早く着きました。
しかしガスで視界不良。
やること無いので昼ご飯でカレーです。

紅葉雨上がり
そうこうしているうちに天候回復。
雨上がりの景色は素晴らしいぴかぴか(新しい)
この景色だけで濡れた甲斐が有りました。

三ツ岳と烏帽子小屋烏帽子岳
あまりに景色が素晴らしかったので近くの高台のピークにお出掛け。
左下に見える小屋との比較で景色の大きさが良く分かる。
見える烏帽子岳はガスが掛かり気味だったので翌日にお預けして景色を堪能しました。

酒盛り
小屋前の紅葉と景色を肴に当然こうなります。

大町方面烏帽子岳へ
翌日は長い道のりなので朝食後早々の6時前にスタート。
下界は雲海の下。
ああ、確かにこれだと麓の街の天気は曇りよね。
それから縦走コースから少し外れて烏帽子岳の山頂に寄り道です。

山頂へ崖登り山頂
山頂は想像以上に険しい場所でした。
右の写真は山頂ですが、一人立つのがやっとの場所。

山頂登り口山頂反対側
山頂から両側足下を写真に撮るとこんな感じ。
紅葉は綺麗だったw

南沢岳へ南沢岳より
この後、南沢岳、不動岳、船窪岳と抜けて船窪小屋まで向かいましたがこのコースがキツかった。
南沢岳までは良かったんですけどねぇ
山頂からの立山は素晴らしかった。
あえて縦走せずこの景色を堪能するのもアリかな。

不動岳へ高瀬ダム
南沢岳から不動岳へはここを越えて行きます。
高瀬ダム湖と濁沢辺りが見えて「ああ、あの大量の砂の供給元ね」と納得。

下り斜面振り返り
なんとも足下のおぼつかないザレ場で崖に沿って急斜面を下るのは怖い。
下から見上げたら良く歩いたな、と。

不動岳船窪岳
不動岳に着いて更に続く激しい山並み。
さすがにもう無いだろうと思ったら稜線をそのまま行くのがコースという……気が重い…
ちなみに大きく見える山が船窪岳第2ピークで小さくちょこんと飛び出したのが船窪岳だそうな。
後で船窪小屋の方に聞いたら第2の方が高いけど元々は名無しだったそうな、へー。

痩せ尾根船窪岳山頂
実際現地に行ったら「えっ、ここ?」ってくらいあっさりしてます。
到達するまでは濃密すぎましたがあせあせ(飛び散る汗)

不動沢船窪小屋へ
他にももっと激しい所があった気がしますが、相当にヘロヘロで写真撮るの忘れて歩くのに必死でした。
でもまあ、なんとか15時前に船窪小屋が見えた時は「生きてるexclamation」って感謝しました、真面目に。
重さを嫌って持った水をちょっと少なめにしたのも良くなかったですね。
喉がカラカラです。
あと今回ストック忘れたのが最大の落ち度。
相当足にきました。

船窪小屋船窪小屋2
船窪小屋は今や貴重なランプの小屋。
最近はそれもあって人気急上昇らしいですが、直で上がっても標高差1,500m。
その辺りが原因で今まで今一つだったのだろうか?

槍ヶ岳
しかし小屋からの景色は一級品でした。
裏表両銀座の山々を両側に一望にして見る槍ヶ岳はなんとも言えません。
本当に長期予報が外れて好天で良かった。
翌日の一気の下りも足にこたえましたがw

次の週末も北アルプス予定だったんですが台風接近中。
最後のチャンスの10月連休はなんとしても行きたい。

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 22:32| Comment(0) |

2018年07月18日

上高地から近くて遠い山

夏です、三連休です。
当然出掛けました、山exclamation×2
例によって北アルプスですが今回はちょっと趣向が異なります。
夏山は混んでるしねぇ。
マイナーな所かつ行ってみたかった所ということで表銀座の最南端霞沢岳です。

今回はただ登るだけじゃなくて以前から行ってみたかった上高地への古道「徳本峠」を越えてみることにしました。
問題は徳本峠小屋まで標準タイムで7時間かかるのよね。
計画当初、深夜バスを取り損ねて車だとどこに止めるか……沢渡だとスタートが8時過ぎるし困った(夏だと夕立が怖い)
島々付近で時間駐車場が無いか探してたら休日は安曇支所に置けるらしい。
役所に電話したら閉庁中なら駐車して良いそうな(あくまで一報を入れて許可を貰った場合)

安曇支所徳本峠入口
ということで無事島々から5時半スタートです。
上高地まで20キロとありますが途中の徳本峠までだと15キロになります。
それでも長いわね。

林道林道2
島々谷を沢沿いに登っていきますが、途中に発電所があってその上流の二俣には取水口があるのでそこまではきちんとした林道が整備されています。
途中土砂が流入している場所もありましたが……

山道山道2
二俣からは南沢に入ってひたすら沢沿いの山道歩きに変わりました。
特に歩きにくい訳じゃないですが谷が深くて午前中はとにかく暗い。
そして沢が近くてものすごく涼しい(これは助かる)
道程は長いですが飽きの来ないコースでした。

岩魚留小屋岩魚留小屋2
9時に岩魚留小屋に到着。
こんな奥地の小屋にお客が来るのか?と思ってましたがハイシーズンでもこの通り営業してませんでした。
手は入っているようなので現役ではあるようです。

沢越えちから水
岩魚留小屋からはコースが一変します。
それまでは比較的なだらかなんですが一転して登りがキツい。
丁度気温も上がり始めて暑い〜
最後のつづら折りの入口にあった「ちから水」で本当に生き返りましたグッド(上向き矢印)

峠へ徳本峠
樹木の向こうに青空が見えてくるといよいよ到着って感じがします。
更に登って11時40分に無事徳本峠に到着しました。
もう少し開けていれば感動もひとしおだったんでしょうけど森林限界を超えていない 2,100m だから仕方ないですね。

徳本峠小屋プレート
ここに立ってる徳本峠小屋は半分立て替えられてますが手前の部分が創建時の山小屋そのままなんだそうな。
登録有形文化財なのね……

旧館屋根上
普段は宿泊出来ませんがこの日は多客なので宿泊場所として開放されていました。
外から直結なのがなかなかユニーク。
というか昔の小屋ってこんな感じなのかな?
右の写真は新館の窓から見たところ。
石の重しがそれっぽくて趣のある小屋ですな。

この後、前日の寝不足と登山疲れで夕食時以外死んでましたw
布団一枚が保障される小屋で快適でした眠い(睡眠)

登山道ジャンクションピーク
二日目は朝食を済ませて6時に出立。
とりあえず小一時間で着いた途中のジャンクションピークまでは普通の山でした。
序盤は北アルプスらしさの欠片もないコース。

お花畑K1ピークへ
150mほど下って再度登り返し。
ここからはなんとなく高山っぽくなってきます。
しかしここからの登りが急登だし日差し直だしで吹き出す汗〜。
つくづく夏山が向かない奴だと思いますわ。
まあでも、常念岳や大天井岳の登りに比べればマシに見える。
これでピストンでなければね〜

K1ピーク180714_22.jpg
9時にK1ピークに到着。
ここからの風景が一番良かった気がします。
今回の目的だった吊り尾根を正面から眺めるのには最高のポジション。
正面に鎮座する六百山が無ければさぞや素晴らしい風景でしたでしょうに……

霞沢源流霞沢岳へ
とりあえず頂を極めましょうということで駒を進めてK2へ。
森林限界を超えた歩きは険しくても楽しいっす。
途中霞沢の源流がよく見えました。
スタートから水量が凄いのね。

霞沢岳山頂焼岳方面
9時50分に霞沢岳山頂に到着。
山頂からは焼岳方面が綺麗でした。
初めて焼岳に登った時はこの山を見てたのね(感慨ひとしお
そして日差しが暑かった……しかし無事登り切った満足感とあのアップダウンを戻るのかと思うとなんとも。
まあ、基本下りだし大きな登り返しもジャンクションピーク手前の緩い登りだけだからいいか、と開き直る。

この日は小屋に戻るだけだったし山頂でお弁当食べてK1とK2に長居しながら15時前に戻ってきました。
しかし往復で6〜7時間かかるので結構キツいコースですよね。
あの穂高を見たくて勢いで行きましたがw

下山道下山道2
三日目も6時過ぎには出立。
上高地側に下りましたが、島々側と違ってえらく道が良いな。
こちらは近いしね。

下山口明神岳
かつての上高地に入る道ですが、いつも徳沢から歩いてくる同じ場所なのに風景が神々しく見えるのは気のせいだろうか?
ということで7時には無事下山しました。

お後はいつも通り穂高神社の奥の院にお参りして河童橋から帰ってきた訳ですが、いつもと違って新島々行きのバスじゃないと帰れないのが難点。
山帰りで午前のバスでもいっぱいなんですね。

しかし今回歩いて改めて思いましたが夏山は不得意。
身体が思うように動かず息が上がってしまいます。
お盆はどこも混んでるし次回の本格登山はやはり9月か?

今回の歩行マップ
歩行マップ
posted by うしさん at 00:06| Comment(0) |