2021年02月21日

歩くのに必死(海と森をつなぐみち(千葉県No.20))

温泉と上高地で色々発散してきたので、今週はいつもの関東ふれあいのみちです。

切符
ということで、今回は行川アイランド駅からのスタートです。
Suicaでも乗車できる区間ですが、あえて切符を買ってみました。
長い駅名なのでこういうふうに印刷されるのね。

途中上り電車が遅れていて、単線区間で自分の電車も遅れ気味。
風が強くてその影響らしいですが、帰りのデマンドバスの予約してあるし、中止にするわけにはいかないので、途中で抑止にならないかヒヤヒヤでした。

行川アイランド駅行川アイランド駅2
なんとか10時過ぎに到着。
しかし良い感じで風が吹いてますよ。

おせんころがしへおせんころがし
最初は駅をでてすぐ近く、国道のトンネル手前を海の方に歩きます。
話によると明治期に作られた元のの国道らしいです。
しかしこの日は海側からの強風で、地形的に谷を登ってくるような風が吹いてます。
写真に風は映りませんが、暴風で前に向かってなかなか歩けないという始末。
で、行き着く先は「おせんころがし」という断崖絶壁。
その昔、ここからおせんという人が身を投げた故事からの地名らしいです。
それだけすさまじい断崖ということらしいです。

おせんころがし崖下
枯れ草の向こうに旧道が続いているらしいのですが、この日は暴風で体を持って行かれそうなので先まで行くのは止めておきました。
結構踏み跡があったので物好きは多いみたいです。
ちなみに覗き込んだ崖はそんなに高くないです、自分的には。
穂高の吊り尾根歩きでももう少し迫力あるからねぇ。
慣れって怖い。

旧国道へトンネル
元の道を戻って、今度は国道の反対側です。
最初の元国道があんまりな所なので山の裏側にトンネルを掘ったみたいです。
今の国道トンネルになる前のこちらも旧国道ですね。
有り難いことに山陰になるので幸い風はそれほど無いのです。
しかしこのトンネル、海沿いの集落に出るので、先ほどの暴風がこのトンネルを抜けてきます。
マジでまともに歩けない、ほぼ風洞実験状態でした。

線路
トンエルを抜けた集落の所に線路の高架橋があり、ちょうどゆっくりと電車が走ってきました。
確かにこんな暴風の谷を抜ける場所じゃ、電車も止まるわな。
逆に帰りが心配だけど、とりあえず歩こう。
最悪、高速バスに逃げれば良いし。

海沿いへ旧国道跡
さて、山側を迂回して海側に出ましたが、ここからは明治期に作られた国道が残ってます。
ちなみに先ほど歩けなかった場所を反対側から見ると絶壁です。
崖の途中が段になってるところが昔の道ですね。
一応道扱いのようで、国土地理院の地図にはまだ記載があります。
ここを歩いた人がやたらと細くて崖の凄い道だとか書いてたけど、崩落防止工事の表面処理で不要な土砂を除けばそりゃ細くなりますよ。
昔は普通に荷馬車が通れるくらいはあったそうなので、この後歩く道くらいのイメージですかね。

海岸道路海岸道路2
ということで、楽しい海沿いの旧国道歩き……のはずなんですが、風が…
狭い場所では車1台ギリギリって感じですが、やっぱり好き者が多いのか結構車が来ます。
広いところではそれなりに対向が取れるので大丈夫なんですが、人が歩いてるのは想定外の模様w

誕生寺誕生寺2
この難所を過ぎると小湊に着きます。
駅名に安房が付くので、文化的にもあの崖は壁なんですね。
入ってすぐに誕生寺があります。
日蓮宗の大きなお寺でしたが、コロナ禍のせいか、門前のお店も元気が無いですね。
閉店されてる店もありました。

港誕海岸
港の方は凄い時化模様でこれじゃ船は無理ですね。
この日は東京湾フェリーも休航だったそうです。
海岸に来たら、砂浜の砂が吹き飛ばされて顔に当たって痛いあせあせ(飛び散る汗)
髪の毛も砂混じりでジャリジャリになってしまいました。
参ったわ。

交差点県民の森へ
さて、ここでいよいよ海とお別れです。
県民の森入口の交差点を右折して山の方に向かいます。
次回海を見られるのは東京湾に抜けてから。
ということで太平洋とは本当にサヨナラですね。

そういえば、小湊を通らない小湊鐵道ですが、本来はこの小湊を終点に鉄道建設をしたそうな。
安房国から山を短絡して物資輸送出来る鉄道ってことだったらしいです。
道の下調べをしていた際にちょっとした知識に、へーひらめき

山谷
さて、今回は山道はさして面白くなくて連絡道的な雰囲気。
それでも山道の雰囲気やちょっとした渓谷の景色など、歩かないと気づけないような風景もありました。
久しぶりに海から山に入ったからかな。
そんなに悪くない印象。

山道県民の森
12時半前に内浦山県民の森に到着。
帰りのバスは13時13分ですが、強風で歩みが遅くなった分、丁度良い時間に着きました。
少し時間があるので広場で休憩。

コーヒー広場
アウトドア的な場所はもっと人が多いかと思いましたが人は少ない。
首都圏から遠いしね。
おかげで木製テーブルでゆっくりコーヒーを堪能しました。
風で挽いた豆が一度全部飛んだけど……たらーっ(汗)

バス停バス
お帰りは鴨川市のコミュニティーバスで安房小湊駅へ。
この区間は申し込みをしないと運行されない区間。
よそ者が使えるだけありがたいです。
しかし、一日三便なのが辛いw

実はこのバスは使わずに次のコースに行きたかったのですが、一昨年の台風で道がまだ通行止め。
山道なら行こうかとも思うのですが、大学演習林内の林道ということで、勝手に山に入る訳にもいかないので今回はここまでです。
大学の情報誌によると国の復旧予算が出ているようなので、今年度中には執行されるはず。
つまり三月中には開通するはずなので少しお休みすることにしました。
続きは開通後ですね。

お店お昼ご飯
さて、バスは地域密着なので特急電車との接続は考慮されてません。
余った乗り換えの時間を使って地消、お昼ご飯を頂いてきました。
観光客も来ないし閉まってる店も多いのですが、駅近に良い感じのお店がありました。
店舗が海岸前なので、店に入るまで砂嵐で顔が痛いw

安房小湊駅特急
心配された帰りの電車も、安房小湊駅から行川アイランド駅までが徐行でしたが、普通に帰ることが出来ました。
わかしおに乗るのも何回目だ?

ということで、次回はしばらく先になる予定ですが、多分毎週末どこかに出掛けてるかと思います。
とりあえず明後日の予定を立てねば……
【参考メモ】
posted by うしさん at 18:12| Comment(0) | 首都圏自然歩道

2021年02月01日

本コースは短い(理想郷をたずねるみち(千葉県No.19))

近所の人混みを避けて郊外を歩き回ってます。
指向が逆向きですね。

勝浦駅勝浦
前回は勝浦で終了しましたが、次のコースは離れたところなので今回は連絡道からです。
千葉駅から安房鴨川行きなので乗り換えがなくて便利だね。
9時40分にスタートです。

旧道へ旧道
国道をそのまま歩いて行けば楽なんでしょうが、歩道が無い区間がチラホラと。
田舎の方にはよくあるんですが、集落に沿った旧道が有るときはバイパス道には無いんですよね。
要は自動車道であって、生活道は旧道を使いなさいってことなんですが、余所者にはそんなの解りませんって。

歩道区間トンネル
旧道が無い区間になると国道にも歩道が復活。
ご丁寧にトンネル区間には歩行者用のトンネルまで作られています。
でも最近の道には無い作りでちょっと面白いですね。

スタート地点海岸線へ
さて、トンネルを過ぎたところに、今回のコースのスタート地点があります。
9時半前に到着。
取り立てて面白味の無い道ですが、とりあえず海岸線に向けて歩いて行きます。

入口トンネル内
海岸線に出てからは海沿いの歩きですが、今回こんな感じのトンネルをいくつも通ります。
車はあまりこないから大丈夫ですが、元素掘りのトンネルっぽい雰囲気。
ちょと怖いです。

岩場めがね岩
入り組んだ湾が続くので歩いていて飽きは来ないのです。
穴のあいた岩場はめがね岩。
キャンプしたい場所でしたが、キャンプ禁止の立て看板が。
皆考えることは同じなのね。

展望所
途中にあった海中展望所。
有料施設なのでどうしようか迷いましたが、せっかくなので寄ってみました。
階段を100段ほど下りますが、普段山登りなのでなんともないです。

窓海中
あまり期待していなかったのですが、なかなかの光景でした。
海が荒れてて海水が濁ってるとかで、割引価格。
波の影響を受けない物陰に魚が集まるの図。

鵜原理想郷へ鵜原理想郷
さらにいくつかのトンネルを抜けて細道を海岸に出ると、鵜原理想郷……らしい。
最初意味が分からなかったのですが、どうやら軽井沢的観光開発の地名らしい。
時の権力者が駅を作らせてリゾート開発……進歩ないな。

鵜原駅
そしてこちらが鵜原駅。
12時前に到着。
夏は海水浴客でそこそこ賑わうもよう。
観光案内所なんかも閉まってましたがありました。
一応、ここがコースの終点です。

しかし、次のコースは一駅行った行川アイランド駅なので、今回はついでに歩いてしまいます。
また国道歩きです。

バイパス分岐
幸い国道にはバイパスがあるので、歩く方は車が少なめ。
歩道もしっかり整備されているので助かります。

食堂天丼
途中国道から少し外れて、上総興津駅近くのお店で天丼をいただく。
ボリューミーぴかぴか(新しい)
海老がでかかった。

興津海岸
せっかく未指定の連絡道なので、結構好きに歩いてます。
今回が海岸線も最後なので、名残の砂浜。

浜行川交差点
浜行川の集落を過ぎて、バイパスとの合流交差点のところにきました。
この交差点の左手に大きな駐車場跡地がありますが、ここがかつてあった行川アイランド。
施設自体はトンネルを抜けた山向こうの湾内ですが、今はそのトンネルも閉鎖されてます。

行川アイランド跡
南国リゾート的な雰囲気ですが、再開発の予定もあるとかで、まあ廃墟よりいいよね。

行川アイランド駅行川アイランド駅2
今回の終点行川アイランド駅。
13時半に到着しました。
昔は特急電車も停車した長いホームが余計に寂しい。
国鉄時代は民間施設名のついた駅名は珍しかったらしいですが、元ネタが無くなって今後どうするんだろ。

松の湯
余談ですが、真っ直ぐ帰るのももったいないので、前回立ち寄れなかった銭湯の松の湯に寄り道してきました。
ネットでは14時半開店とありましたが、15時でした。
裏手で薪を作ってる方が居てよかった。
薪風呂なんですね。
時間が早かったためか少しぬるい。
ぬる風呂好きとしてはありがたかったです。

遠見岬神社 御朱印
開店するまでに近くの神社にも立ち寄り。
コロナの影響で書き置きだけでしたが御朱印を頂きました。
この辺りの神社は高台にあることが多いですね。
やはり津波の避難場所としての先人の想いなんですかね。

特急わかしお
今回もお帰りは特急電車。
あと何回お世話になるかなぁ。

ということで、短いコースの割に前後の連絡道が長いという。
色々印象の薄いコースでした。
次回から再び内陸部に向かいます。
しかしちょっと難問があるのですが、その件は次回歩いてから。

【参考メモ】
posted by うしさん at 23:46| Comment(0) | 首都圏自然歩道

2021年01月12日

コース外が怖かった(御宿海岸を歩くみち+荒磯のみち(千葉県No.17&18))

連休2発目の歩きは関東ふれあいのみち。

大原駅210110_02.jpg
今回は大原駅から8時前にスタートです。
前回は駅を見ることもなく電車に飛び乗ったので少し駅を見学。
いすみ鉄道が出ているので同じ駅舎に看板が二つ。
いすみ鉄道は乗る機会ないよな。
内房側からくると小湊鐵道だし。

線路沿い踏切
コースのスタート地点は駅から離れていて、そこまでは連絡道扱いになります。
そんな訳で最初は自分の好きなように線路沿いを突き当たりまで歩き。

国道スタート地点
国道に出てからしばらく歩いて8時半に17番コースのスタート地点到着。
ここから海岸の方へ移動です。
しかしこの日はかなり冷え込みました。
房総半島とはいえやっぱり冬ですね。

標柱八幡神社
途中にあった八幡神社の綺麗な標柱がかなりアレな表記だったので、危ない系かと思ったら戦時中に建てられたものらしい。
これはこれで残ってるのは珍しいかも。
けっこう大きな神社でしたが社務所も閉まっていて無人でした。
田舎の方は基本こんな感じよね。

トンネル岩船地蔵尊
海岸線に出るまでにトンネルもありました。
断崖地形が多いコースなので、今回トンネルが多いです。
車が来ないからいいけど、歩道がないとちょっと不安ですね。
港に近くに岩船地蔵の建物が建っていました。

椅子眺望
海岸近くにありがちな祠ですが、裏手からの太平洋のパノラマは逸品でした。
小さな椅子もあってここが特等席ですね。
地元の人の休息場所なのかな?

断崖海
海岸線の沿って歩いていくことになりますが、実際に歩けるのは断崖のある高台の裏側。
そんな訳で時々海は見られるものの、基本的に山の中の道歩きに近いです。
しかし外海だけあって水が綺麗ですね。

通路
こんなところもありました。
断崖の外側に直接出られるようですが、漁業関係者以外通れません。
というか今は使ってないのかな?

遠く望む記念碑
御宿手前の山の中を歩いて行くとなにやらモニュメントが高台に。
コース的には登るので行きます。
意外とアップダウンも多いコースだったりする。

記念碑2御宿海岸
江戸時代に難破したメキシコの船を地元の人達が助けた歴史があるそうで、これはその記念モニュメントらしです。
なるほど、それでメキシコとスペインの国旗なのね。
モニュメントも立派ですが、展望地として最高でした。
ここから見る御宿海岸はいいですね。

歩道砂漠
高台からの下りは歩道経由。
下に降りて少し歩くと御宿海岸にます。
この広い砂の海岸は「月の砂漠」のモチーフの場所だそうで、町の公共チャイムがそれなのが地域性ですね。

砂漠2
指定は上の道路なんですが、ルートに沿って少しだけ海岸も歩きました。
風紋で綺麗な砂漠を歩く快感は新雪の山を歩く感覚に近い。
なんかイイゾ。

駅へ御宿駅
南国っぽいデザインの道を歩いて11時半に御宿駅に到着。
最初のコースはここまでですが、続きはまた駅から離れた途中から始まります。
駅前の喫茶店で一服した後、次のコースに向けて出発です。
本当は海の物を食べたかったけど、ルート上に店がないのよ……

国道区間国道区間2
しかし、この連絡区間が想定外でした。
国道歩きになるんですが、国道とは行っても房総半島の先にある区間。
車はかなり通るのに、なんと歩道が整備されていない。
まあ、それは慣れっこなんだけど、トンネル区間も同じって怖すぎだろ。
こんなトンネルが何カ所もあって、そらコースには指定できないよね。

お店
勝浦手前の部原でお店を発見。
磯料理の文字に惹かれて食べてきました。
このお店、全席海側でなかなかのロケーションでした。
自分しかいませんでしたが……

瀧口神社瀧口神社御朱印
このお店の反対側に瀧口神社があったので、そちらにも寄ってみました。
久しぶりの社務所が開いてる神社でしたが、コロナの関係で御朱印は書き置きのみ。
それでも頂けるだけ有り難いですね。

マンション
さて、勝浦に入る手前でもうひと登り。
伝統的な漁師町の風景に似つかわしくない建物群。
高台にある勝浦市役所付近が開発されたみたいです。

橋下橋上
ぐるっと回っていくと上の橋の道に出ます。
開発されてるのは一部で、ここから先は海岸にそった尾根歩きになります。
つまり断崖の上に道があるわけですね。

尾根歩き集落
この後は気持ちの良い広い景色が続きますが、あまり海は見えません。
時折見える入り江とそこにへばりつくように作られた集落が特徴的でしょうか?

勝浦灯台八幡岬公園から
途中にあった勝浦灯台は灯台だけで公園も整備されていないのですが、その先の八幡岬公園からも綺麗に見えました。
公園は勝浦市街から近いせいか、人が多くてゆっくり出来ないのが残念でしたが、今回はいろんな場所で海の景色を堪能出来たので良しとしよう。

勝浦漁港
最後に勝浦漁港を抜けてきましたが、残念ながらお店は無し。
元々お店がある中心部は少し外れてるので期待はしたなかったので、ちょっとだけ外れて買い物をしてきました。
鰹の角煮が美味そう。

勝浦駅勝浦駅2
15時半前に勝浦駅に到着。
今回長かったなぁ。
風景が良かったから休憩も多めだったけど。
最後に銭湯に寄りたかったけど営業してませんでした。
残念。

山趣味なので、あまり海は来ないのですが、こうして歩くと結構良い感じの所も多いですね。
でも自然というよりは漁村の文化かなぁ。
海で自然だとちょっと危ない所になるんでしょうね。
個人的に山でいいです。

さて次回も海沿いですが、また連絡道が多いなぁ。
今月中には行きたい。
【参考メモ】
posted by うしさん at 21:50| Comment(0) | 首都圏自然歩道